
ゴーイングコンサーン
先日の新聞でゴーイングコンサーン(継続企業の前提)に関する記事を読みました。企業というものは永遠に継続するもので、それを前提に企業会計は行われるという大原則です。
しかし現実は厳しく、最近痛切に感じることがあります。それは企業が継続する難しさです。
中尾会計は開業してわずか4年ですが、約20件のお客様が業績悪化のため、やむをえずご契約中断に至っております。
会社はなぜつぶれるのか・・経営者ならだれもが持つ疑問でしょう。もちろんすべての経営者が希望を胸に、大きな志をもって会社を設立したはずです。
私たち職業会計人の仕事は決算書、申告書を作成するだけではありません。会社が判断に迷ったとき、そして重大な困難に遭遇したとき、客観的かつ最善の判断を下せるよう導くことが最も大事な仕事だと思います。例えるなら、大海にさまよう船が目的地にたどり着けるようナビゲートする。
企業の経済活動と適正な納税が社会を支えています。小手先の脱税テクニックを駆使しても根本的な企業の発展には役立たない。私たち自身が確たる信念を持ってご理解いただくことが重要です。
言うは易し、その域に達するにはまず私たち自身に想像を超えた修行の連続が必要です。誰にもできないことを誰よりも努力すること・・それが生き残るための原理原則ではないでしょうか。
4年を通して実感した正直な気持ちです。
平成19年7月31日

陽の当たる道
今私の中で時の人といえば間違いなくパイレーツの桑田投手です。
桑田投手の歩いてきた道と同様に、会社の経営も、事故もあれば窮地に立たされることも多くあります。 このような窮地に立たされた時に、大きく二つのタイプに分かれるようです。
①その状況を受け入れ、今何が出来るかを判断し、行動する。
②その状況が受け入れられず、不平不満を口にするが、何も行動しない。
会計事務所の仕事をしていると、お客様を通じて、そんな機会に出会うことが度々あります。そのとき経営者の本当の器がわかります。立場上、客観的に意見を言いますが、当事者となると正直自信がありません。
桑田投手は、間違いなく①のタイプです。翌日にはギブスをした足で黙々と練習を始めました。
復帰後の試合で、迷わずダイビングキャッチする姿は、「現状を受け入れる」「最善を尽くす」「最後まであきらめない」「初志貫徹」・・たくさんのことを教えてくれました。
試合を見に来てくださった方に力を抜いたプレーは絶対見せられない。また怪我をしたらというネガティブな発想は微塵もないようです。
賞賛をあびるかどうかが彼にとって陽の当たる道の判断基準ではありません。
常に自分自身の限界点を極めようとしているかどうか。そのゆるぎない情熱が温かい陽の光となって彼を照らし続けるのではないでしょうか。
少しでも桑田選手に近づきたいと真に思います。
平成19年7月1日













