
感謝が足りない・・・自分の中の師が、いつもささやきます。
まだまだ、人の欠点が先に立ちます。
さすがに、悪口や愚痴は口に出さなくなりましたが、
心の中に邪心が芽生え、瞬時に蔓延します。
“汚いものが見えるうちは、己がまだまだ同類であると、お悟りなさい”
頭ではしっかり理解していますが、ふと魔がさします。
仕事上、人と接する場合、欠点や短所を暴くのではなく、
その人の魂の輝きを積極的に見出せるようになりたいと思います。
自分の部下が、信じられない失敗をした時も、
一糸も感情を乱さず、感謝できるようになること。
私の周囲には、まるで、そよ風が吹くかのごとく、安々とその課題を達成された方が、
何人かいらっしゃいます。
そんな方と一緒にいると摩訶不思議・・・それが当たり前のように感じてきます。
その方たちに共通するのは、少々の事では動じない。
そして、感謝しなければ・・・と義務感から感謝するのではなく、
感謝の念が、自ずと、その心のままに発露し、あふれていること。
私も見習い、奇跡を平常心におくことができるよう、
そして、感謝の念が発露するよう、人格を高めます。
「積善の家に余慶あり、積不善の家に余殃(よおう)あり」という言葉を思い出します。
昔から、よく、提灯の日が消えたために、禍を免れたとか、
また履き物の緒が切れたために、災害を免れたなどといわれます。
これは決して偶然ではなく、真の運であり、因果応報の道理だそうです。
善行を重ねているような人には、自然にめでたいことが集まってくるもの。
人知れず善いことを積み重ねていくよう、努力することは決して無駄にはなりません。
今ある現状は、決して自分の力だけでなく、
先祖から受け継いだ徳のお陰であることを忘れないこと。
感謝を忘れず、コツコツと徳の貯蓄に励みたいと思います。
平成23年5月1日















