2004.12.01
今年も残すところあと1ヶ月となりました。師走という文字が浮かんだ途端、急に気ぜわしく感じるのはなぜでしょうか。きっと今年の間にという意識が強く働くからでしょう。
年初と今を比較して自分自身少し変化したと思うことがいくつかあります。
一つ目は人の欠点が目に付かなくなったこと。
昔はあら探しの名人でした。不思議ですが、欠点がむしろ個性や魅力に思えるようになりました。完璧すぎる人はかえって居心地が悪く感じてしまいます。
二つ目は失敗からの立ち直りが早くなったこと。
心に残る失敗もいくつかあります。ただ、少しでも早く登ろうと懸命になればなるほど失敗はつきもの・・その時は現状に過度に反応せず、次に何をすべきかを見極め、それに全力投球すること。
ある本で読んだのですが、失敗には二つの門があって、一つの門はもう一度失敗を繰り返す門。もう一つの門は失敗から幸福への門で、その失敗を反省の材料としてたくましく希望に向かって乗り越える門。
皆さんはどちらの門をくぐりますか?
あと1ヶ月、心のスイッチを全開オンにして、少しでも良い状態で新しいスタートが切れるよう、渾身の力で有終の美を飾りたいと思います。