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2011.06.01

信じ続ける

 開業して丸8年、しみじみ実感することがあります。それは人との出会いと別れです。

 

  お客様、従業員を問わず、この人とはずっと一緒に歩んで行くだろう・・・心から信頼していた人と、悲しいことですが、道を分かつことが少なからず、ありました。その時は決して克服することはできないであろう・・・それくらい、心の比重の多くを占めるものでした。

  しかし、不思議なことですが、時を経て省みて、結果的に道を分かつこととなった出会いさえ、人生にとって必然だったと、懐かしい教訓になっています。

 

  決して、道を分かつことに慣れてはいけない、反省を忘れてはいけませんが、新たなご縁を築くための、乗り越えるべき課題ではないかと思います。

  縁がある、縁がない、その一言で片づけられる問題ではありませんが、何らかの運命的な結びつきを感じずにはいられません。

 

  出会えたことに心から感謝すること。神様から頂いたご縁を、生かすも殺すも自分の心がけ次第です

  裏切られたことに囚われ、人を信じることが怖くなり、無意識のうちに、腹八分目で人と付き合う・・・

そんな人生だけは送りたくない!心からそう思います。差し障りのない人間関係からは何も生まれません

 

  もし耐えがたい心のすれ違いにあったなら、まず自己を省みること。自分でも気づかないうちに、人の心を踏みにじる行動をとっていないか。自分の都合を最優先にしていないか。

  花が咲くには種をまいて育てて下さった人が必ずいます。私自身、ここまで歩んでくるまで、お世話をして下さった人の恩を忘れず、心から感謝しているとは決して言えない状況です。大切な人と道を分かつことは、その御恩を思い出させて下さる、神様からの贈り物だと思います

 

  他人を疑わず、自分を疑わず信じること。そこに信頼の泉が湧いているのではないでしょうか。私は何度裏切られても、真っさらで人を信じ続けます

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