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2021.10.11

風の時代と経営

風水師のお客様から教えて頂いたことですが、西洋占星術では2020年12月22日より、新しい時代、「風の時代」が始まり、なんと今後200年続くそうです。占いは全く素人の私ですが、何やらすごい事のようで、すでに、コロナ禍により大きなパラダイムシフトが起こっている今、「風の時代」には、経営だけでなく生きるための重要なヒントがたくさんありそうです。


ちなみに「風の時代」の前は、「地の時代」が200年。「地の時代」に入った時期を振り返ると、1820年の産業革命が象徴的、武力から経済へ、経済力が世を動かす資本主義の時代へと移りました。「地の時代」のキーワードは、経済、資産、組織など、物質主義、我慢や根性が大切とされ、大量生産、大量消費の時代でした。

 

片や、「風の時代」のキーワードは、情報、コミュニケーション、知性など、見えるものから見えないものへ、所有からシェア、幸せや豊かさ、仕事に対する価値観が変わると言われています。形の無いものが意味を持つようになり、moreからless、ものを持つ時代からもたない自由を楽しむ時代に、自分の好きなことや、やりたいことに素直に行動することが大切にされる時代になります。

 

会社経営という視点においても、今までは、経営者、経営幹部が意思決定し、指示命令、統率する、上位下達のマネージメントがまだまだ主流でした。しかし、「風の時代」は、既存の価値観を払う勇気が試されるとき、心を縛ることはできません。

 

そんな新しい「風の時代」のマネージメント、情報、コミュニケーション、知性、社風、企業のケイパビリティが重要となります。ものへの投資ではなく、情報、コミュニケーション、人の心への投資です。私たちが長年取り組んできた部門別採算制度もその一つです。部門別採算制度は、社長力、管理力、現場力の繋がり、三位一体経営、部門間を結びつけるインフラの役割を担います。やっと時代が追いついたとワクワクしています。

 

皆さんの会社の商品では何が当てはまりますか?直接商品でなくとも、何がつながりますか?ぜひ、インスピレーションを研ぎ澄ませ、ギアチェンジすると共に、チューニングして下さい。きっと、いろんな天の声が聞こえてくるでしょう。

 

社員さんや親しい人のやる気、知恵、工夫をいかに引き出すかが、「風の時代」の醍醐味であり、要諦です。コロナで激減してしまった会社の福利厚生は、三人寄れば文殊の知恵、社員さんの創造性やセレンディピティ(偶然素晴らしい発見をする能力)を引き出す知恵の蔵かもしれません。テレワークは今までの貯蔵物の食いつぶし、組み合わせがカギとなります。そう考えると、「風の時代」ならではの繋がりの叡智が無尽蔵にありそうです。

 

固定観念を捨て去り、Idoと一緒に、「風の時代」に、しなやかに柔軟に、チャンネルを合わせ、会社を永続的に発展させる新しい礎を築いていきましょう。

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