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2022.04.08

Ido桜

Idoには、「金次郎ハウス」という伊勢合宿所があります。金次郎オタクの私が名付け親です。小さな合宿所ですが、金次郎の銅像が二体、薪を背負って出迎えてくれます。3年前から少しずつ、浜西さんが手塩にかけて手入れしてきた甲斐あり、皆さん喜んで来て下さるようになりました。

 

なぜ伊勢か?とよく聞かれます。理由はいくつかあります。まず最大の理由は伊勢神宮です。車で30分弱ですが、早朝、日の出の時間などは、車が空いているのであっという間に到着します。内宮からあまりに近いと、人が多くざわざわするのでちょうどよい距離だと感じています。二つ目の理由は、伊勢が大阪から近いサーフィンスポットであること。私は万年初心者、下手の横好きですが、海に入るだけで、ヘドロのようにまとわりつく業を浄化してくれます。昔からどれだけ徳を積んでも追いつかないくらい、口は禍の元、言い過ぎ、やり過ぎが性分の私は、過ぎたるは猶及ばざるが如し、海に入って身を浄めなければ・・・という本能があるからです。

 

365歩のマーチの歩みの私のことはさておいて、Idoは今年の4月8日をもちまして19周年を迎えます。皆様のお陰です。心より感謝申し上げます。今年はみんなでお祝いをしてくれるそうです。ワクワクとても楽しみにしています。そんな私はこっそり、昨年の11月、金次郎ハウスに桜の小さな苗木を5本植えました。大好きなドラマのワンシーン、ドラゴン桜にあやかりました。ドラゴン桜のような大きな桜の木ではなく、Ido桜は小さな苗木からスタートです。19年経って満を持して次の世代が動き出したからです。Ido桜の背景には広大な夕陽と海が広がっています。その夕陽を見ながら、スタッフと共に勉強したり、バーベキューをしたり、どんな風に生きていきたいか、仕事について人生について語り合ったりしています。

 

「人生には二つの苦労がある。ひとつは人生を切り拓く苦労、もうひとつは人を育てる難しさである。前者は自分に打ち勝つことであり、後者は自分を捨てることである」すでに亡くなられた石川洋先生の言葉です。当時、二律背反のような言葉を、そんなものかと聞いておりましたが、経験を積み重ねるごとに、その深さ、真理が骨身に沁みます。この言葉の前では、私は桜の苗木です。Ido桜と名付けた希望を胸に、これからも365歩のマーチを歩み続けたいと思います。


Idoとご縁のある方は聖地巡礼の神札を持たれている方です。自分と向き合ってみたい、そんな時が来たら是非、Idoのパワースポットに足をお運びください。

 

19歳のIdoを今後ともごひいきに!何卒よろしくお願い申し上げます。

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